SDGsへの取り組み

ピーエヌ機電は、SDGsの達成に貢献します。

 当社では5S活動の延長線の活動として、2023年12月よりSDGsの取組みを開始しました。
身の丈にあったSDGs活動をコンセプトに、一般家庭でも実施できるような無理のない活動から進めています。
 現在は、身近な活動を通じてSDGsについて学び、活動の必要性や意義を社員全員に浸透させている段階ですが、そんな活動でも「社会貢献に繋がれば良いな」と考えています。

活動内容の紹介

ペットボトルキャップの分別

2023年12月からペットボトルキャップの分別を開始しました。
分別されたペットボトルキャップは「ペットボトルキャップ支援」に寄付予定です。

アルミ缶スチール缶の分別

2024年3月からアルミ缶とスチール缶の分別を開始しました。
アルミ缶は「プルタブ、アルミ缶回収運動」へ参加しました。
回収されたアルミ缶の収益金の一部が発展途上国や難民支援活動など、国内外の支援活動に役立てられます。

銅合金リサイクルフローの変更

この度、弊社の銅合金リサイクルフローを変更しました。

弊社が加工する航空機産業向け部品(ブッシング及びスリーブ)は、主に銅合金を使用した削り出し部品です。加工の際に発生する切粉や残材は、これまで有価スクラップとして地域のスクラップ回収企業様に回収を依頼しておりました。

従来、一般的な非鉄金属のリサイクルフローでは、弊社から回収された銅合金は、銅やその他の原料に分離・抽出され、別の材料の原料として再利用されるプロセスが一般的でした。

従来の銅合金リサイクルフロー(イメージ)

今回のリサイクルフロー変更の背景には、弊社のパートナー企業である銅合金製造メーカー、大和合金株式会社の新しい取り組み「航空機用銅合金の水平リサイクル」(※鉄鋼新聞 2024年1月15日掲載)があります。

水平リサイクルとは、大和合金株式会社が製造した製品より発生した切粉や残材を100%製品の原材料として再利用するリサイクル方法で、弊社が排出する切粉や残材を大和合金株式会社が直接回収し、再溶解することで、銅合金の全成分を再利用することができます。これにより、製造過程における低炭素化や新しい地金原料の使用量削減が実現され、環境に配慮した取り組みとなります。

新しい銅合金リサイクルフロー(100%循環型リサイクル)

シンプルなフローではありますが、管理すべき事項が増えたことで少し手間がかかる部分もあります。しかし、その手間こそがSDGsの取り組みに繋がるものと考えています。弊社としても、今後も身の丈にあったSDGs活動を継続し、社会に少しでも貢献できるよう努めてまいります。